toggle

COSMIC WONDER Official Site

エレン・フライス
L’Hiver

Dec 18, 2024 | News 

Elein Fleiss_1

 

エレン・フライス「L’Hiver」の写真作品と冊子が、COSMIC WONDER Online Shopに入荷いたしました。

 

撮影した3人の女性は、私と同じ村やその周辺に住む友人たちだ。私同様、彼女たちもそれぞれの場所から村に移住してきた。私にはオフホワイトのウールの服を着て冬景色の中を歩く女性たちのイメージがあり、まずそこからスタートした。それ以外のもの、産業革命後の風景、原子力発電所、さらにはメイクアップなどは偶然の賜物であり、プロジェクトの方向性を変えた。「偶然の賜物」というのは、予想し得ないことを取り入れることにした、という意味だ。ー エレン・フライス

 

2024年秋、Vacant/Centre(東京)とElbereth(京都)で開催した「L’Hiver」展による写真作品と冊子。写真作品は、彼女が暮らす村の周りに住んでいる友人たちや自然に囲まれた暮らしの風景に産業革命後の印象が重なる。写真は竹紙にインクジェットプリント。冊子は、現在と十数年の時を回想しながら綴られる彼女のダイアリーと本展で発表された写真が交差する。カバーはリソグラフ2色刷り。

 

Elein Fleiss  “L’Hiver”

 

エレン・フライスは90年代から2000年初頭にかけて、独自の編集視点を持った雑誌『Purple』を創刊、2003年から2007年の『PURPLE JOURNAL』では、独創的な美意識を通したジャーナリズム雑誌を発表してきました。現在、フランスの南西部トゥールーズに近い中世の趣が残る村に暮らし、写真や文章による作家活動が注目されています。

 

Elein Fleiss_2

 

Photography by Elein Fleiss

 

 

+ Share

 

For a beautiful winter
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC

Nov 07, 2024 | News 

HP_coat

 

「THAT OLD MAGIC」秋冬コレクションより、冬を美しく過ごすためのアウターウェアをOnline Shopにてご紹介いたします。

 

シェットランドシープのドルマンスリーブコートは、スコットランドのシェットランド諸島に生息するシェットランドシープを使用しています。厳しい寒さや、その環境の中で育つことで、素朴な表情と柔らかな手触り、そして暖かな羊毛になります。その原料を、産業革命初期に開発された18世紀の英式紡績機でゆっくりふっくらと紡ぎ、手織りの原理を動力化したシャトル織機でヘリンボンに織り上げました。

 

ジャガード織の美しい唐草模様のシルクウールによる襟巻きのあるドルマンスリーブコートは、丹後半島の丹後ちりめんの織元で織り上げた反物で拵えました。古の時の長さで織られた布は、格別に優美な表情を私たちに見せてくれます。また、Previous collectionよりフォークベストや神聖幾何学模様の羽織などが揃います。

 

日々の暮らしを豊かに彩るあたたかな衣をご覧ください。

 

Photography by Takashi Homma

+ Share

 

New Arrivals
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC

Oct 24, 2024 | News 

HP_newarrivals_1

 

「THAT OLD MAGIC」秋冬コレクションより、アルパカのループニットコレクションが入荷いたしました。COSMIC WONDER Online Shopにてご覧いただけます。

 

ペルーのスーパーファインアルパカを原料として、トライスピンループという紡績機で紡ぎながらループにしていく特殊な方法で糸を作っています。撚りが甘くファインアルパカの独特の天然の柔らかさや軽さ、アルパカ特有の滑り感や光沢を引き出すことができます。コレクションはフォーク襟のカーディガン、セーター、ベストドレス。また、プレビアスコレクションよりタスマニアウールのカーディガン、セーターやニットパンツなど、これからはじまる冬の日々を暖かく過ごすためのニットウェアーが豊かに揃います。

 

Photography by Takashi Homma

+ Share

 

COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC at Elbereth

Oct 21, 2024 | Exhibitions 

CW_Elbereth_1

 

COSMIC WONDER「THAT OLD MAGIC」の秋冬展を京都・Elberethにて開催いたします。

 

丹後半島の丹後ちりめんの織元で織り上げた、美しい唐草模様のシルクウールによるジャガード織の襟巻きのあるドルマンスリーブコート。産業革命初期に開発された18世紀の英式紡績機でゆっくりふっくらと紡ぎ、手織りの原理を動力化したシャトル織機でゆっくりと織り上げたグレンチェックのギャザーシャツとシャツドレス。スコットランドのシェットランド諸島に生息するシープのシェットランドウールのドルマンスリーブのコート。カシミヤの産地として名高い内蒙古自治区のホワイトカシミヤを日本で紡績と染色を行いシルクと混紡して紡いだカシミヤシルクのニット。ペルーのスーパーファインアルパカを原料としたトライスピンループという紡績機でゆっくり紡ぎながらループにしていく特殊な方法で糸を作ったアルパカループニットのフォーク襟のカーディガンとニット。今秋冬の新しい着こなしのための衣が一堂に揃います。また、Elein Fleiss 「L’Hiver / Diana, Flore」展も同展示内でご覧いただけます。

 

皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

 

会期:

2024年11月2日(土)− 10日(日)

*初日は主宰のAAWAAが在廊いたします。

 

会場:

Elbereth

京都市北区紫竹牛若町1−2

正午−6時半

 

CW_Elbereth_2

 

Drawing by Stephen Sprott

Photography by Takashi Homma

+ Share

 

エレン・フライス
L’Hiver / Diana, Flore

Oct 19, 2024 | Exhibitions 

Elein_CW_1

 

エレン・フライス「L’Hiver / Diana, Flore」展を京都・Elberethにて開催いたします。

 

エレンは90年代から2000年初頭にかけて、独自の編集視点を持った雑誌『Purple』を創刊、2003年から2007年の『PURPLE JOURNAL』では、独創的な美意識を通したジャーナリズム雑誌を発表してきました。現在、フランスの南西部トゥールーズに近い中世の趣が残る田舎町に暮らし、写真や文章による作家活動が注目されています。今展では、エレンと親密な友人たちなどによる写真、それらと関連する白いウールの衣服を織り交ぜた新作を発表します。開催に合わせ、現在と十数年の時を回想しながら綴られる彼女のダイアリーと写真が交差する冊子『L’Hiver』を、COSMIC WONDERとVacantから共同で刊行いたします。また、COSMIC WONDER「THAT OLD MAGIC」秋冬展も、同展示内でご覧いただけます。

 

皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

 

会期:

2024年11月2日(土)− 10日(日)

*初日はElein Fleissが在廊いたします。

 

会場:

Elbereth

京都市北区紫竹牛若町1−2

正午−6時半

 

関連展示:

「L’Hiver / Aurélie, Jean」at Vacant (東京)

2024年10月25日(金)− 11月10日(日)

 

共催:

Vacant

 

エレン・フライス

1968年4月、フランスのブローニュ・ビヤンクール生まれ。15年前にパリを離れ、現在はサン・アントニン・ノーブル・ヴァル(フランス南西部)で暮らす。1989年より展覧会を企画、自身の雑誌を編集出版。現在、写真とテキストなどでの作品製作、野生のハーブを日々の暮らしに役立てるための研究をしている。写真作品はOne Star Press 、Poetry of sex、アダチプレス にて出版され、ヨーロッパだけでなく日本でも展示されている。

 

Elein_CW_2

 

写真 :  Elein Fleiss

+ Share

 

あしたの畑 2024

Oct 18, 2024 | Exhibitions 

AAWAA_1

 

COSMIC WONDER 主宰であり、現代美術作家のAAWAAが京都・京丹後にて新作を発表いたします。

 

以下「あしたの畑」リリーステキストより一部抜粋

 

芸術文化活動を核とするTOMORROWが主催する「あしたの畑」(代表・徳田佳世)は、アートと食を通して人が集まるきっかけと学 ぶ場を生み出し、土地が持つ自然の財産に気付く機会を提供していく集落構想プロジェクトです。 京都市内と京丹後市間人(たいざ)を拠点に、その土地の材を再評価し、集落の中で豊かに生きてい くノウハウを育むシステムを構築していくことを最重要視しています。500年後の人々の誇りとなる遺産を生み出せるよう、日本 に暮らすこと、世界が平和であるために文化芸術活動を通して貢献することの意義を思考し、アート・ 工芸・建築・食の分野から集落環境を提案する活動を行っています。

今秋公開の間人レジデンスは現代美術作家のAAWAAによる間人の土を使った空間作品・新作、SEI TAIZAではAAWAAによる空間作品を公開いたします。

 

ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

 

 

会期:

10月25日(金)− 11月17日(日)休館日:  火・水曜日

11時 − 午後4時

 

会場:

間人レジデンス

京丹後市丹後町間人3332-2

 

SEI TAIZA

京丹後市丹後町間人3329

 

主催:

NPO法人TOMORROW、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

 

公式ウェブサイト:

https://tomorrow-jp.org/program/2024fall/

 

AAWAA_2

 

Photography by Kim Ilda

Courtesy of TOMORROW FIELD

+ Share

 

New Arrivals
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC

Oct 11, 2024 | News 

HP_1

 

「THAT OLD MAGIC」秋冬コレクションより、シェットランドウールとカシミアのコレクションが入荷いたしました。COSMIC WONDER Online Shopにてご覧いただけます。

 

New Arrivals

 

カシミアの産地として名高い内蒙古自治区のカシミアを原料として、その中でも上質なホワイトカシミアを日本で紡績と染色を行いシルクと混紡して紡ぎました。この上ない肌触りと光沢の美しいニット。ホールガーメントで編むことで着心地がとても優れています。カシミアシルクはオールシーズン着ることができます。コレクションはベーシックセーターとセータードレス、手ぬぐい。

 

スコットランドのシェットランド諸島に生息するシェットランドシープは、厳しい寒さや環境の中で育つことで、素朴な表情と柔らかな手触り、そして暖かな羊毛になります。シェットランドの原料を、産業革命初期に開発された18世紀の英式紡績機でゆっくりふっくらと紡ぎ、手織りの原理を動力化したシャトル織機でヘリンボンに織り上げました。古の時の長さで織られた布は、格別に優美な表情を私たちにみせてくれます。コレクションはドルマンスリーブのコート。

 

Lightpage_2

 

Photography by Takashi Homma

+ Share

 

Saturday, September 28

Sep 27, 2024 | News 

DPhotography: Takashi Homma

 

Center for COSMIC WONDERは、9月28日(土) が最終開館日となります。

古くから私たちと親交のあるDeer Revengeのメロディーが空間に響きます。

 

皆さまのご来館を心よりお待ち申し上げております。

 

Venue:

Center for COSMIC WONDER

5-18-10 Minami-aoyama, Minato-ku, Tokyo

+81 (0)3 5774 6866

Open noon – 6pm

 

+ Share

 

New Arrivals
COSMIC WONDER
THAT OLD MAGIC

Sep 01, 2024 | News 

HP_newarrivals_1

Center for COSMIC WONDERでは、「THAT OLD MAGIC」秋冬コレクションよりシェットランドウールとカシミヤコレクションが9月7日(土)に入荷いたします。

 

スコットランドのシェットランド諸島に生息するシェットランドシープは、厳しい寒さや環境の中で育つことで、素朴な表情と柔らかな手触り、そして暖かな羊毛になります。シェットランドの原料を、産業革命初期に開発された18世紀の英式紡績機でゆっくりふっくらと紡ぎ、手織りの原理を動力化したシャトル織機でヘリンボンに織り上げました。古の時の長さで織られた布は、格別に優美な表情を私たちにみせてくれます。コレクションはドルマンスリーブのコートとベスト、フォークパンツ、襷掛けバッグ。

 

カシミヤの産地として名高い内蒙古自治区のカシミアを原料として、その中でも上質なホワイトカシミヤを日本で紡績と染色を行いシルクと混紡して紡ぎました。この上ない肌触りと光沢の美しいニット。ホールガーメントで編むことで着心地がとても優れています。カシミヤシルクはオールシーズン着ることができます。コレクションはベーシックセーターとセータードレス、手ぬぐい。

 

また、Light & Will のセレクトによる 秋田県 山葡萄 手提げ籠やピクニックバスケット、沢胡桃の樹皮の手提げ籠など、美しい手仕事の数々もご一緒にご覧いただけます。

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

 

HP_newarrivals_2

 

Photography by Takashi Homma

+ Share

 

市川 孝
空想民族的道具考
茶の解放

Aug 20, 2024 | Exhibitions 

HP_TakahsiIchikawa_1

 

野外に茶の世界を持ち出そうと作りあげた「茶車」。その茶車の展覧会から始まったCenter for COSMIC WONDERでの個展。その後「茶の場」の道具の展開からお茶を中心とした「人の植物利用」の内容に向き合うと茶外茶、野草茶、薬草茶、山茶、番茶、そして少数民族のお茶へと興味の視点が拡がりました。植物を干したり、揉んだり、炒ったりから、炙ったり、煎ったり、焼いたり、炒めたり、蒸したり、発酵させたり、煮たり、混ぜたり等、その行為に注目する様になり、その為の道具を作ってきました。それは本来のお茶を淹れるだけの茶器ではなく、気になる植物の力を感じてみる、試してみる、遊んでみる器や道具です。これらは遊茶器と言えるかもしれません。口から力をいただく以外にも、目や耳や鼻や肌からも植物の力をいただくことが出来る道具だったり、もっと自由に愉しめる世界が有りそうです。土瓶などの定番のものから焙煎煮茶器、焙煎こね鉢や蒸留器や新作など、薪窯焼成での風合いも合わせて、植物の力を愉しむ道具類を楽しんでください。

 

市川孝

 

 

Center for COSMIC WONDERでは、市川 孝「空想民族的道具考 茶の解放」展を開催いたします。

8回目の開催を迎える本展覧会では、これまで発表してきた茶道具が一堂に並び、今夏6月に市川氏が訪れた中国・貴州での茶の体験から生まれた新作も発表いたします。茶にまつわる遊びを重ね、そして茶礼、もしくは茶そのものの概念を解き放ち、独自の新しい景色を見せてくれる市川氏。初日と2日目は、野の草の無限の力を伝え活動をされている野草宙と市川氏の初めてのコラボレーション茶会を開催いたします。

 

ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

 

会期:

9月20日(金)− 9月24日(火)

 

*20日(金)− 21日(土)は完全予約制、ワークショップの参加者のみご来館が可能です。(衣をご覧になられる方はいつでもご来館可能です。)

 

*22日(日)のご来館は当日の午前10時30分より会場入口にて整理券をお配りいたします。1時間12名の枠を設けております。当日の来場人数が達しました場合は、並んでいただいてもご入場をお断りさせていただきますので、ご了承お願い申し上げます。

 

*23日(月・祝)より自由にご入館いただけます。但し、混雑時は入館制限をさせていただきます。

 

会場:

Center for COSMIC WONDER

東京都港区南青山5-18-10

03-5774-6866

正午 − 午後6時

 

 

オープニングイベント

野草宙 と 市川孝「ノノ茶会」

 

初めてのコラボレーション茶会となります

 

野草宙より

足元にある身近な生命エネルギー溢れる野の草を

光と水、火をとおして野の滴として 身体にとりこむこと

宙茶ができるまでの実演と 野の草のおはなし

市川孝の炉と煮茶器、茶道具を使い 一人一人の野の茶をつくります

 

市川孝より

いま調べ進めている少数民族のお茶のアレンジやこれまでの経験を活かして

今このタイミングで飲んでいただきたいお茶、面白いと感じているお茶のような何かを

様々な材料と道具でご用意します

 

9月20日(金)

午前11時 − 午後1時半

 

9月20日(金)

午後3時 − 午後5時半

 

9月21日(土)

午前11時 − 午後1時半

 

9月21日(土)

午後3時 − 午後5時半

 

満席となりました。

 

 

野草宙 / 澤村玄道 澤村日菜

人と草とのよきめぐりを草にまなび、草に教わる日々

福岡を拠点に野の茶をとおして野の草の生命エネルギーを伝える活動をしている

 

HP_TakashiIchikawa_2

 

写真上 :土鍋に浮かべた、蓮池の桃花に白茶を入れた蓮茶

写真下 : 野草宙の宙茶を土鉢で炒る市川氏

 

+ Share

 

Notice of Closing of Center for COSMIC WONDER

Aug 08, 2024 | News 

cfcw_close_hp

 

今秋、南青山のCenter for COSMIC WONDERは9月28日をもって閉館いたします。

2007年よりCOSMIC WONDERの活動を発表する拠点として、美しい瞬間をみなさまと共有できたことを心より感謝申し上げます。

 

衣は世界中の美しいShopとCOSMIC WONDERのオンラインストアで引き続きご覧頂けます。

Center for COSMIC WONDERの閉館までのスケジュールは、8月10日のAki Goto 「Follower」の上映会とパフォーマンス、9月7日より「THAT OLD MAGIC」の秋冬コレクションよりスコットランドのシェットランドウールやカシミヤシルクのコレクションの新作発売、9月20日より毎年恒例の市川孝氏の個展を開催いたします。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております。

 

2024年8月8日

COSMIC WONDER

+ Share

 

エレン・フライス

Dec 19, 2024 | Free Press 

  日本から戻ってきて1ヶ月が経った。最初の2週間は体調が悪く落ち込んでいたが、しばらくして回復した。ようやく景色に秋の色が現れ始めた。遅い秋の始まりだった。寒くなってきたが、私の小さな庭の赤いバラにはまだ蕾があったので、枝を切って花瓶に挿した。数時間後、蕾は大きく開いていた。   いつも日本を恋しくなるが、パリを恋しくなることはない。パリを離れて、16年が経った。 若い頃は、パリの建築や雰囲気がとても好きだった。大人になり実家を離れてからは、新しい地区を知るようになり、街を散策して新しい通りを見つけることに夢中になった。ある時、セーヌ川の左岸にいるほうが落ち着くことに気がついた。右岸で育ったが、初めて一人暮らしをしたアパート、オリヴィエとPurpleを設立した場所は左岸だった。次に引っ越した場所もチャイナタウン(13区)だった。パリでの最後の住まいは右岸だったが、セーヌ川にとても近かったので、たびたび川を渡り左岸に着くと、ちょっとした安堵感や幸福感を感じていた。ある日、川のある南の方へ散歩に出かけようとしたが、気分転換に別の方向に行ってみようと思った。しかしアパートの下に降りて歩き始めると、セーヌ川を渡りたいという強い欲求が湧き起こり、まるで磁力に引かれるような感覚になったことを覚えている。   今はパリから620キロ南に離れたところにいる。まさにあ…[Read more]

+ Share