2016-05
荒井智哉
刳りもの展
May 30, 2016 | Exhibitions
会期:
2016年6月11日(土) − 6月19日(日)
6月11日(土)・12日(日) 作家在廊いたします。
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時 | 休館日: 水曜日
荒井 智哉
1983年大阪生まれ。芸術を志し上京、23歳より木を彫りはじめる。
2007年、高知に移住。四万十の山間に住み制作と暮らしをいとなむ。
山々の野生が重なる四万十のいのちの息吹を根源に、その地の中で生きいとなむ荒井智哉。 荒井の刳りものは、古人が山籠りの季節に生業につくる素朴なものに見紛うものもあれば、新たな光彩を放つ造形の奏でを織りなす。それは、脈々と連なるいのちの旋律のように在る。 青青とした田、かえるの鳴き声につつまれる日本の初夏、荒井智也の刳りものをご高覧くださいませ。
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渡辺 隆之
やきもの展
May 08, 2016 | Exhibitions
土から木が生える
川を水が流れる
それを集めて形をかえる
木は火になって土を焼く
土は焼かれて白く光り溶けはじめる
冷えて固まったやきものがのこる
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渡辺隆之は、南伊豆の海にほど近い里山の村で窯を構え暮らす。 木々に囲まれた静謐な作業場の空間は、古窯のような佇まいを超え、精神的なあらたな周波を響かせている。 溶岩質の土を地層から採掘して成形する渡辺は、 穴窯という装置で木の性質を火に変え土に与える光景が最も美しいと言う。 土は一連の現象により、やきものという記憶になる。
会期:
2016年5月21日(土) − 5月29日(日)
5月21日(土)・22日(日) 作家在廊いたします。
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時 | 休館日: 水曜日
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