2020-11
小野泰秀
神聖幾何学
自然界に隠された美しい秘密の法則
古来よりピタゴラスの定理に始まりプラトン立方体や
フィボナッチ数列や黄金比として現代まで数学、
物理の中を脈々と受け継ぎ発展されてきた
生命の根源や宇宙の森羅万象を表すとされる神聖幾何学模様
一粒の種に刻み込まれた成長の記憶コード
種から芽が出て花が咲き実を結びやがて種となるこの大いなる世界の循環
人体のDNAに刻み込まれた進化の記録の全てを未だ解明されていない
細胞分裂の様子が神聖幾何学の相似形を成している事実
そして結びの中にも神聖幾何学模様が隠されている
目には見えない量子の世界
見えるものだけを信じていた物質の世界から
科学の発展により見えない世界と統合し始めている
今も昔も変わらず世界は美しいもので溢れている
世界はその人の身体を通して感知され認知し観測域が拡張し続けている
だからこそ今日も僕の中で美しいと感じたものを作品として結び繋ぎ仕立て上げていく
小野泰秀
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Center for COSMIC WONDERでは、小野泰秀「神聖幾何学」 展を開催いたします。古代から人は数やかたち、音に秘められた動きを立体的な図形として表現してきました。この世界の事象の源を幾何学模様で現し理解することで、宇宙の源のエネルギーを私たちは使うことができるようになりました。本展では、神聖幾何学を題材とした装身具をはじめ、Cosmic WonderによるFlower of lifeの刺し子織布に自然界の光景を感じさせる刺繍を施した作品などを発表いたします。小野の宇宙から発せられる美しい装身具や作品、それは新しい波動領域へと私たちの視界を広げてくれます。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
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会期:
2020年11月28日(土)− 12月6日(日)
*作家在廊: 11月28日(土)
会場:
東京都港区南青山5-18-10
T. 03-5774-6866
正午 − 午後6時
竜宮のユスラウメ
4年ほど前に竜宮の式台の横にユスラウメを植樹した。
植樹する数日前にうつしきの小野泰秀氏からとても美しい透明感のあるヒマラヤ水晶をいただいた。木を植樹する際、根元の下に花崗岩を引き、そして根の中心に水晶を入れて植えると、そこが龍穴のような気持ちの良いところになるという。ユスラウメの植樹の際に花崗岩を引き小野氏の水晶を使わせていただいた。そして植樹されたユスラウメは可愛らしく竜宮の象徴木となった。
先日、小野氏の制作した神聖幾何学の美しい刺繍腕巻布をユスラウメの幹にそっと巻いてみた。それがとても似合っているので微笑ましく嬉しい光景となった。このユスラウメは小野氏と縁があるのだろう。
November 1, 2020
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