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市川孝
「茶車とその後のかたちと茶の道具たち」展

Oct 09, 2018 | Event 

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お茶を改めて「土と水と葉と陽と火と」の出来事と捉える様になって、お茶に新鮮な魅力を感じ、茶器やお茶を愉しむ道具や場作りができる茶車まで作る様になりました。

昨年はその茶車を中心とした展示会をしました。

そして今年、「茶車とその後のかたちと茶の道具たち」の展示会をします。

気がつくと衣食住の多くも「土と水と葉と陽と火と」の出来事が多いと思えてきました。

中でも、火と水の役割は大きく、自然素材という言葉で片付けるには広すぎて、あたりまえのことで、見えにくく感じます。

そこで会期中に「火と水と植物と」のことをお茶とお菓子で愉しんでいただきたいと思っています。

 

市川孝

 

 

Center for COSMIC WONDERでは昨年の「茶車」展に続き、市川孝「茶車とその後のかたちと茶の道具たち」展を開催いたします。

 

市川氏は、野や森へ持ち出すための茶道具一式「茶車1号」を完成させたのち、現在も様々なお茶の場に合わせた茶に纏わる道具を制作し続けています。

その経緯は、トランクの様な形状の「茶rry」や背負えるタイプのカウンターである「茶ウンター」の登場、今年は川の上でお茶を振舞うことのできる「茶ベンチ」の発表により客人の五感と心を潤わせました。

市川氏が語られる「土と水と葉と陽と火と」を感じながらお茶を愉しむことは、そこへと向かう意識の広がり、宇宙への繋がりを茶や茶の空間の中に見いだす愉しみにあるかもしれません。

 

また、市川氏は茶を愛する仲間と茶の魅力を旅の先々で伝える「茶遊記」のプロジェクト活動をしています。

仙台、チェコ、貴州、景德鎮、四川、雲南、内蒙古、西安、武夷山の各地で独自の茶会を開催しています。

お茶の繋がりにより壮大な旅の中で繰り広げられる、美しく心震わせる茶会の記録は「茶遊記」として本年出版されています。

 

今回の展覧会では、新作の茶の道具たちの展示と販売を行います。

展覧会初日には市川氏と料理家 植草奈緒さん、サウンドアーティスト MAMIUMUさんによる茶会「火と水と植物と」を開催します。

 

ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

 

会期:

2018年10月27日(土)- 11月4日(日)

*作家在廊: 10月27日(土)、10月28日(日)

 

会場:

Center for COSMIC WONDER

東京都港区南青山5-18-10

午前11時 − 午後7時

*休館日: 10月15日(月)、10月26日(金)

 

 

茶会「火と水と植物と」

10月27日(土)

午前11時半、午後2時半、午後4時、午後5時半

要予約、各会  6名様限定

4,500円

*受付は終了いたしました。

 

 

植草奈緒

野菜や乾物に調味料。日本で丁寧に作られるたべもので、季節を感じながら主に精進物の料理をしています。

折詰、出張料理、教室など。都内在住。屋号を名乗る時は「枇杷」

 

MAMIUMU

独自の発声法による聲。グラスハープ、ライアー、笛、太鼓、木・石・金属の鳴り物、等の楽器と道具を使った演奏。

それらが響きの時空間を現出し、ひとつとなり創造すること。

 

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