Exhibitions
安田都乃
「ancient sound」展
自然界が奏でる倍音は私達の呼吸を整え神経を安定させてくれる
回転する球体の地球では常に無音の振動が私たちの血と骨を揺らし細胞を活性化させている
土器壷内でもこれらと似たことが起こっているのではないか、、
数年前から土器からなにかが発されているような気がしてならなかった
私は壷内の周波を計ってみることにした
大きく口の開いた壷は周波数は低く、口の小さい壷のほうは周波の共鳴速度が早いため周波数が高い
また土の厚みや形状などによってもさまざまであり高ければ良く低いほうが良くないという事ではない
これは音叉などで周波数が低いものは鈍い響きを発し高いものは澄んだ響きがするのと同じであり
用途と好みの違いであろうと思う
土器壷の中に水を一晩入れておくと振動が共鳴しあって即席の波動水ができあがる
また、大きく口のあいた土器壷の上に小型のハープを置いて奏でると土器は拡声機の役割を果たす
大きな土器壷を土に埋めると地上の音を吸収し現代では防音用途として発展しているそうだ
わたしは地から発される周波を受け取る媒介役として石を選んだ
石の上で土器壷を造形していると古代人が聞いていた音と同じ音が聞こえてくる
この行為は彼らの豊で崇高な精神性を感じ知る良い方法だと思っている
安田都乃
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Center for COSMIC WONDERでは初の個展、安田都乃「ancient sound」展を開催いたします。
安田都乃は縄文遺跡周辺の土やはたき土に独自の観点から植物などを混ぜ、
その土を手捻りにより形成し、野焼き焼成により作品を制作します。
安田は古代人の響き連なる音を自身が制作する作品を通じて現出させようとしています。
それは自然(神)と調和した精神や思想を現代に繋げる行為に感じます。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
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会期:
2019年10月13日(日)− 10月20日(日)
午前11時 – 午後7時
*休館日: 10月11日(金)− 12日(土)
*13日(日)のみ午後1時から開館となります。
オープニングセレモニー:
10月13日(日)午後4時
安田都乃
1972年生まれ
2012年から植物、鉱物、土を源とする制作活動をはじめる
古代の土器形成や野焼きの研究と独自の感覚を繋ぎ作品を制作する
また、1997年の設立当初からCOSMIC WONDERの活動とアート制作に携わる
COSMIC WONDER
Harmonic Meditation
水甕が天に響く季節
美しく次元が上昇した大地
わたしと真のわたしのように
地と天も光つながり輝いている
天使たちが微笑み精霊たちが歓喜する
あちらこちらに星々のように眩しく瞬く
調和されたすべてのくらしのために
あたたかきものが浮かびあがる
古から揺蕩う懐かしいもの
宇宙から現れたあたらしいもの
光しごとの遊びや動きにより
その芸術や衣の現れを楽しむ
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Center for COSMIC WONDERでは「Harmonic Meditation」展を開催いたします。
COSMIC WONDER 前田征紀が「Harmonic Meditation」をテーマにキュレーションした美術・工藝作品と秋冬衣の新作を発表いたします。
Garments by
COSMIC WONDER
Arts and crafts by
田代裕基(木彫刻)
小野泰秀(装身具)
安田都乃(土器)
川合優(木工)
横尾香央留(洋服お直し)
CATHERINE EMIW(古楽器)
rinn to hitsuji(蝋燭)
当日ご購入いただいた方にインドの手織り綿布カディによるHarmonic Meditation bag をお渡しいたします。
(枚数に限りがございます、無くなり次第終了いたします)
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
会期:
2019年9月14日(土)− 10月10日(木)
午前11時 – 午後7時
オープニング・ティー:
9月14日(土)午後3時 – 5時
川合優
「by trees」展
普段われわれが目にしている、家具やフローリング、食器、もしくは鉛筆。
それらに使われている木は、もともと山に生えていたものです。それを誰かが伐って、誰かが製材し、誰かが作りました。
でも、そこに実感はあるでしょうか?どこの、どんな山でどんなふうに生きていたか、想像がつくでしょうか?
日本人の自然観は、1964年のオリンピックを境に大きく変わりました。人と自然との間に、一本の線が引かれたのです。
そしてまた、オリンピックはやってきます。私は、怖くてたまりません。
できることならばもう少し、自然のそばにいたいのです。
川合優
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Center for COSMIC WONDERでは3回目となります、川合優「by trees」展を開催いたします。
私たちは自然界に存在し、共生している暮らしの中で、近年は自然と切り離した概念であらゆることを行ってきました。
そしてそのことへの限界を感じ、それぞれの自然観を取り戻す動きが同時代を活躍する作家たちの中で多く起こっています。
川合優は山や木々、自然にまつわることを強く概念に置き、自然界への供物のような神話性を内包する美しい作品を製作します。
本展覧会では、私たちの誰もが本来持ち合わせている自然観の目覚め、普遍的な美について想起する作品を発表いたします。
また、日本の針葉樹林のブロジェクトSOMAの作品もご覧いただけます。
初日には、川合優氏、医師 稲葉俊郎氏、料理家 後藤しおり氏と共にうつくしさの根源について語り、後藤しおり氏のお料理をいただく朝食会「ありのままのうつくしさ / 生命の記憶」を開催いたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
会期:
2019年8月3日(土)− 8月11日(日)
午前11時 – 午後7時
*作家在廊: 8月3日(土)
朝食会:
「ありのままのうつくしさ / 生命の記憶」
川合優、稲葉俊郎、後藤しおり
お料理: 後藤しおり
2019年8月3日(土)
午前9時 – 午前11時
要予約、15名様限定
参加費: 4,500円(満席の為、受付は終了いたしました。)
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
*休館日: 7月22日(月)− 8月2日(金)
川合優
1979年 岐阜県の農家に生まれる
2007年~ 木工家として活動
2016年 日本の針葉樹を扱うプロダクトSOMAをスタート
同時に森と人とを繋ぐワークショップ、フィールドワークを企画。
稲葉俊郎
医師、東京大学医学部付属病院循環器内科助教。医学博士。
1979年 熊本生まれ。
単著『いのちを呼びさますもの』(アノニマ・スタジオ)など。
後藤しおり
ブータン料理店、野菜料理店などを経て2012年に独立。
世田谷を拠点に、仕出し料理、出張料理人として活動。
市川孝
「茶車と茶の道具と植物と遊ぶうつわ」展
茶は樹木だ。
お茶の原産地、雲南省西双版納の樹齢1000年の茶の木は、見上げる程の茶樹だった。
潮州の鳳凰単ソウ茶の茶樹は、茶樹の林だった。
台湾茶の小さく丸い茶も、中国茶の細く長い茶も、お茶の時に葉っぱの形に戻る。
茶は葉っぱだった。
お茶を味わう時、香り、茶味、、苦味、渋み、そして余韻が口の中に拡がる。
お点前、作法、お道具、わび、さび、陰と陽、、お茶に関わる事は知れば知るほど奥が深い。
お茶は探求できる要素が多い大変興味深い分野だ。
そんなお茶を先ずどこか軽やかに愉しんでもらいたい、とらわれない中でその凄みも予感してもらいたい。さあどうするか?いいお茶が手元にある。そこで場所を選ばず屋外で茶の場をつくる「茶車」を拵えて、お茶を振る舞った。昨年、茶車9号まで作ってしまった。茶車10号ももしかして、、、。
お茶を「水と葉と陽(火)と人の出来事」として改めて捉えてみると、想像の余白を感じる。何か出来そうに思えてくる。「水と葉と陽(火)と人の出来事」の「葉」を、花や種や茎や根に置き換えるとどんなものがあるだろうか? お茶の葉ではなく他の植物であれば、どんな事があるだろうか? いろいろ感じて、試してみてお茶に戻ると、もしかして、、、。
今回の展示は、茶車と茶器を中心に、植物を淹れる、焙煎する、煎る、焼く、潰す、蒸す、捏ねる、、、を想定したうつわも並べます。
市川孝
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Center for COSMIC WONDERでは、市川孝「茶車と茶の道具と植物と遊ぶうつわ」展を開催いたします。
お茶に纏わる出来事を独自の視点で拡張する市川氏。
本展では、お茶の原初的な事象を想起させ、それを主体に芸術行為としての茶会と茶道具を発表いたします。
展覧会初日と2日目には市川氏と料理家 植草奈緒さん、サウンドアーティスト MAMIUMUさんによる
茶会「水と葉と陽(火)と人の出来事」を開催します。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
会期:
2019年6月29日(土)- 7月7日(日)
*作家在廊: 6月29日(土)、6月30日(日)
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
*休館日: 6月19日(水)、 6月28日(金)
オープニングイベント:
茶会「水と葉と陽(火)と人の出来事」
6月29日(土)午前11時半(満席)、午後2時半(満席)、午後4時(満席)、午後5時半(満席)
6月30日(日)午前11時半(満席)、午後2時半(満席)、午後4時(満席)
要予約、各会 6名様限定
4,500円(満席の為、受付は終了いたしました。)
Farmoon
COSMIC WONDER Khadi work Haori
“An Empty Vessel” Film Screening Party
Khadi cotton “Farmoon” work haori
COSMIC WONDER「Celestial Aura」初夏のコレクションから、アートフードで注目される料理家 船越雅代が主宰する空間「Farmoon」のための仕事着を発表します。
インドの手織り綿布のカディで作った仕事羽織のお披露目、船越雅代による「Celestial Aura」をイメージしたお食事と共に、奈良を舞台に古の土地の記憶を探る映画「An Empty Vessel 空の器」の上映会を行います。
紐解かれる体験が船越自身の感性と融合し、「食」という形で立ち現れるドキュメンタリー映画をご高覧ください。
本イベントは、STARDUSTで行われますCOSMIC WONDERのPOP UP SHOPの関連イベントとして開催いたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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日時:
2019年 6月1日(土)
19時から21時まで
会場:
Farmoon
京都府京都市左京区北白川東久保田町9
参加費:
6,000円(お食事とワンドリンク付き)
要予約 先着30名様限定
ご予約:
お電話で受付いたします。
*受付は終了いたしました。
企画:
COSMIC WONDER
STARDUST
Farmoon
POP UP STORE:
COSMIC WONDER at STARDUST
2019年6月1日(土)− 6月9日(日)
初日、13時よりFarmoonの船越雅代をゲストにCOSMIC WONDERの前田征紀とSTARDUSTの清水香那がトークショーを行います。
詳しくはSTARDUSTまでお問い合わせください。
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映画「An Empty Vessel 空の器」
2016年、シェフ船越雅代は日本の奈良にいた。古の土地で船越雅代は内的なルーツを探る旅に出る。信仰、食物、住人の記憶。彼女の感性を透過する「素材たち」は、やがて、結びつき、溢れ出し、料理の枠を越えた表現となっていく。船越雅代の内的体験の一部始終を、3人の表現者(監督/二宮宏央、撮影/印藤正人、音楽/トウヤマタケオ)が、解体・再構築した長編ドキュメンタリー。2018年パリで先行公開され、今回はWanderers Studio(京都) に続き日本では2回目の上映となる。
(日本語・英語字幕/ 79分/ 制作FOOD CARAVAN)
船越 雅代
Pratt Instituteでアートを専攻後、料理に表現の可能性を見出し、NYの料理学校を卒業。BlueHillをはじめとするNYのレストランに勤めた後、ヨーロッパからアジアを放浪。
オーストラリア船籍の客船のシェフとして太平洋を巡り、バリの老舗ホテルのシェフ、京都でレストランkilnの立ち上げに参加しシェフ/ディレクターを務め、現在 京都のFarmoon 主宰。
国内外でサステナブルな食・文化・アート・デザインを融合した活動を展開中。東アジア文化都市 2016 奈良市 食部門ディレクター、土祭 2018 参加アーティスト。
MASAYO FUNAKOSHI / Instagram
Farmoon / Instagram
An Empty Vessel, 2016, ©︎narafoodcaravan
COSMIC WONDER 「竜宮」石積み補修作業講座
自然環境を考慮して土地の再生などをされてるランドスケープコーディネーターの西川潤氏と石積みの修復をされる赤尾和治氏をお招きして、石積み補修講座を開催いたします。
崩れた石積みを積み直し、将来石積みが崩れないように石積み周辺の改善作業を行います。
1年前、COSMIC WONDER / Yukinori Maedaのアトリエである「竜宮」に西川氏が訪ねられた時、石積みが崩れていることを相談したことから話しがはじまりました。
その後、「崩れた石積みを修復したい、出来れば石積みを固めるコンクリートを使用したくない…その方が仕上がりが自然で美しい…環境にも優しいから」、「昔の人はコンクリートを使っていなかった…昔のやり方で修復してみたい」ということを西川氏と話し合い、地域の人達と石積みの修復を長野で行っている赤尾氏を美山へお呼びして、修復方法や、どのように整備していくかなどのディスカッションを重ねました。話を進めていく中で、石積みを積み直すだけでなく、壊れた原因も含めて修復作業を行い、地元の方々や石積みが壊れて困っている方に基本的な石の積み方や作業を公開しようということになりました。
美山の先人の人達の知恵を、まわりの環境や現存する石積みをひもとき、学習しながら作業しようという試みです。
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日時:
2019年5月15日(水)− 5月21日(火)/ 午前9時 − 午後5時頃
スケジュール:
15日(水)準備作業・角石部分解体取外し
16日(木)角石部分積み直し
17日(金)建物周辺改善作業
18日(土)石積み修復作業
19日(日)石積み修復作業
20日(月)石積み周辺部改善作業
21日(火)調整日・後片付け
場所:
美山かやぶきの里(重要伝統的建造物群保存地区)
講座参加費:
2,000円(1日のみの参加も可、講座参加費は日数に関わらず一律 2,000円)
昼食:
500円(1食)光兎舎農園 食堂部 特製インドカレー・創作料理等を予定しています。
募集人数:
5~8名(各日)
参加をご希望の方は、名前、メールアドレス、電話番号、お住いの地域、講座参加ご希望日を明記の上、
下記までお申し込みください。
*受付は終了いたしました。
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修復作業担当:
赤尾和治
(有)アートランド代表
環境を考慮し、自然石、自然素材を使った造園土木工事を得意とする。
ものづくりマイスター、大地の再生関東甲信越理事
西川潤
光兎舎農園 ランドスケープ部
三重県菰野町で環境保全型の農業を営みながら、環境を重視した造園のコーディネーターを行っている。
Celestial Festival
星々の美しい祭り
聖なる私から
聖なるあなたから
宇宙の光が放たれ
天地光音の奏が響き重なる
今、宇宙からの祝福として、私たちはこの星で全てと調和しながら生きることを遊んでいます。地球が次元上昇をしている中、私たちも次元上昇の中を楽しんでいます。天から沢山の光たちが舞い踊り、私たちはその全てを歓迎する新しい時代を迎えています。この新しい時代を祝しまして、Center for COSMIC WONDERでは全宇宙祝福祭を開催いたします。
詩朗読とファシリテーターに文筆家の服部みれいさんをお迎えして、輝く星々の声を私たちに伝える星の坊主さま、天の星を読み解き美しい次元へと導くふぇみにゃんさん、光の原初音を奏でるアートサウンドユニット Jue and Anoaを囲み、星々が光放つ喜ばしい日として集います。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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日時:
2019年5月25日(土)
13時から16時頃まで
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
*25日(土)は15時半よりOPENいたします。
受付:
5,000円(要予約 先着70名様限定)
*受付は終了いたしました。
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星の坊主さま
長野県 佐久にて農を営みながら、星々の声から物語を綴る。
ふぇみにゃん
西洋占星術と東洋の四柱推命、風水を使い、自然との共鳴を確認しながら、一人一人の設計図を読み解く。
服部みれい
文筆家、「murmur magazine」編集長、詩人。
Jue and Anoa
MAMIUMU(サウンドアーティスト)とYukinori Maeda(現代美術作家・COSMIC WONDER主宰)のアートサウンドユニット。
「第4回 にほんくらし籠」展
大葛藤 盛籠(鹿児島県)
日本の風土と古からの用が重なり、くらしの記憶が宿る籠。
わたしたちは、その手道具の楚々とした質朴な表情に惹き付けられます。
人の手業で作られるそれは、自然と人との関わりから生まれた里山での生業です。
その在り方から現れる昭然たる美しさに源流の心象を重ねあわせます。
本展に際し、前田尚謙(コズミックワンダー / 日光土心)が日本列島の秋田から沖縄を訪ね、くらしの手道具として籠作りをされる職人の方々に、様々な用途の籠を制作していただきました。
古と現代を繋ぐ生動をたずさえた日本の籠を展示販売しております。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
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沢胡桃 大きな角籠、書類籠(秋田県)
山葡萄 手提げ籠、旅行鞄(秋田県)
すず竹や山桜樹皮等 げし笊(宮城県)
上溝桜 めっかい(新潟県)
欅と山葡萄 手提げ籠(新潟県)
山胡桃 手提げ籠(新潟県)
真竹 ふご、草摘み籠、琵琶籠(千葉県)
女竹 背負子(千葉県)
根曲竹 野菜籠、手提げ籠(長野県)
淡竹 たらし、買物籠(長崎県)
きん竹や山桜樹皮等 大箕(鹿児島県)
蓬莱竹 ばーき、布ばーらー、銭でぃーる(沖縄県)
藤蔓擬 までぃる(沖縄県)
月桃 肩掛け籠、茣蓙、枕(沖縄県)
久場葉 うぶる、肩掛け籠(沖縄県)
等
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会期:
2019年5月11日(土)− 5月19日(日)
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
*休館日: 5月1日(水)、10日(金)
オープニングレセプション:
5月11日(土)午後3時 − 午後6時
*初日、前田尚謙が在廊いたします。
沢胡桃 手提籠、沢胡桃 花器(秋田県)
Exhibition
COSMIC WONDER
Celestial Aura
Organic cotton light lawn Lac and Catechu herbal dyed gray-moon mythic wrapped dress
春光が私たちを照らし精霊たちのハーモニーが賑やかに響くころ、2019年 春夏コレクション「Celestial Aura」の販売会をいたします。
古代神話の神々が纏うような懐かしい衣、風合い豊かなリネン、手紡ぎ手織りのカディー、有機栽培綿による美しいMythic dress collectionが揃います。
染めは墨染、ラックダイで草木染めしたAmethyst、ラックダイとカテキュー草木染めしたGray moon、貴重な琉球藍など。
2019年3月16日(土)より
オープニングレセプション:
3月16日(土)午後4時 − 午後6時
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
*休館日: 3月11日(月)− 15日(金)
餅匠しづく 石田嘉宏氏による、Celestial Auraをイメージしました「Celestial Jelly」をご用意いたします。
当日ご購入いただいた方にカディーで制作したCelestial Aura bagをお渡しいたします。
(枚数に限りがございます、無くなり次第終了いたします)
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
横尾香央留
「目覚める宇宙 」展
コケのようなヒゲのようなレースのウエストギャザーワンピース
横尾香央留による、COSMIC WONDERの衣のお直し「目覚める宇宙 」展を開催いたします。
天然素材を扱ったCOSMIC WONDERの衣には時折、色斑や生地の破れなどが生じてお譲りできず眠りについてしまう衣があります。
それらの衣に横尾香央留が刺繍や編みものなどの手仕事を施し新たな息吹を吹き込みそれを目覚めさせます。
3回目となる今回の展覧会では、喫茶「横尾とA.K Labo」が一日限り開店いたします。
供するお菓子は吉祥寺に店を構えるA.K Laboが、COSMIC WONDERの制作拠点 京都・美山の食材を使い特別制作いたします。
独創的な世界観の繊細な手法のお直しに包まれた横尾香央留の「目覚める宇宙」の衣をご高覧ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
会期:
2018年12月15日(土)− 12月24日(月・祝)
*作家在廊: 12月15日(土)
*1点ものになりますので、売り切れ次第終了となります。
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
*休館日: 12月5日(水)
オープニングイベント:
喫茶「横尾とA.K Labo」
12月15日(土)午前11時半、午後2時 、午後3時半、午後5時
要予約、各会4名様限定
2,500円
*受付は終了いたしました。
横尾香央留
1979年 東京生まれ。
2005年より吉祥寺に作業場をかまえ、刺繍やかぎ針編みなどの緻密な手仕事によるお直しのアート活動を始める。
Patisserie A.K Labo
2003年吉祥寺にオープンしたフランス菓子店。
フランスの郷土菓子、伝統菓子を中心に普段のおやつを提供している。
カフェ、ギャラリーも併設。
土鍋で炊いたお米のような手刺繍のラップドレス
小野泰秀
「うつしき」展
うつしき
鉱物、時が経った古い素材を用いた装身具を作っている
母なる地球が産み出したそのカケラは数千、数万年という時間の凝縮だ
地球の一部を身に着ける
装身具の起源は装身目的というより呪術的意味合いとしての
外敵から身を守る魔除けとして始まった
その後権威の象徴として世界中で用いられ
そこから現代に至るまでの間に装飾品となり
着飾るという他者との差別化を計るものとなった
本来物の持つ意味というのはどうして生まれたのか
それは物と人の間に在る関係性に意味があったからだ
その関係性というのがこの近代において薄れてしまったように感じられる
もう一度その関係性を取り戻したい
そういう想いで自分は作っている
編むという行為
一目一目が時間の体積
自分が出来うる鉱物に対する尊敬を
その一編みに込める
石を削る
より綺麗に見えるように
原石の荒々しさにみる強さも
壊れそうなくらい繊細に見える儚さも
その両極の性質を併せ持つ存在
金を溶かし型を作り石を当て嵌める
それが時に人と人の生涯を共に歩むものとなる
豪華絢爛といったものではなく
その人の日常に寄り添う気分を上げてくれるような
そんなものを作り続けていきたい
人と物が繋がる場を持つ
田舎に居を移し
自然に囲まれた場で制作する
築80年の鶏舎を改装し工房兼ねたギャラリーへ
その場は古いもの新しいものの混在する場
古くなったら壊す棄てるという近代的価値観
少し手を加えればまだまだ使えるのに
そこには以前の持ち主の歴史があり時間が加わった美しさがある
世界を旅する中で色濃く日本を意識する
侘び寂びといった特有の価値観
戦後日本は経済発展を求め
米国や欧州を目指すようにその文化や価値観を追い続けた
しかしその結果自国の美意識を失いつつある
一つの神を求める西洋的宗教観と
八百万神という自然の至る所に神を見出す日本の宗教観の違い
東洋と西洋の文化、価値観、宗教観、美意識など
それぞれの違いを認め多種多様に混成する
自国異国の古い物が並び
土、木、鉄、紙、布、硝子、植物といった素材を用いて作られる
作り手の生涯を通して作られる作品を表現する場
人と人、人と物、物と物を繋ぐ場として
この先もずっと興味を掘り学び続け
明るい平和な未来を本気で夢見て
そして愛と情熱を持って うつしき はありたい
love & happy & peace & freedom
yasuhide ono
−
Center for COSMIC WONDERでは、小野泰秀「うつしき」展を開催いたします。
小野泰秀氏は水晶や鉱物を使い様々な技法を組み合わせた独創的で美しい装身具を製作します。
地球と宇宙、精神界をここにつなぐであろう鉱物を主体とした繊細なそれらは、身につけるものが古の智慧に繋がり未来を築くためのもの、うつしきな意図が込められています。
また、小野氏は福岡市と北九州の間に位置する村の中で「うつしき」という空間を出現させました。
そこは、小野氏の製作する作品、日本やインドから持ち帰った古い道具、手の温もりある衣が点在し、滋味深い食の提案、小野氏の工房、そして自身の家族の暮らしを融合させた空間によります。
小野泰秀氏の作品とともに「うつしき」の空間がCenter for COSMIC WONDERに現出します。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
会期:
2018年11月16日(金)− 11月25日(日)
*作家在廊: 11月16日(金)、11月17日(土)
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
*休館日: 11月15日(木)
オープニングレセプション:
11月16日(金): 午後5時 − 午後6時
baobabの松本未來氏とmaika氏による古楽器の奏でをお楽しみいただけます。
田代沙織「うつしき」 喫茶:
11月16日(金)午前11時半、午後2時
11月17日(土)午前11時半、午後2時、午後3時半、午後5時
要予約、各会 4名様限定
3,000円
*受付は終了いたしました。
小野泰秀
1985年生まれ
世界放浪の際にアクセサリー製作のキャリアをスタート
世界に一つとして同じモノは無いハンドメイドの温かみと、天然石の持つ魅力と歴史を伝える為に、少しでも多くの人の日常に関われる事を目標に製作しています
手から手へ、その人の特別になれるモノへ
田代沙織
1984年 静岡生まれ
2014年に福岡県宮若市に移住
atelier gallary うつしきで働き始めると同時に個人の活動を開始
スパイスやハーブに興味を持ち学び進める中でアーユルヴェーダと出逢いスリランカの治療院で学ぶ
現在、うつしき喫茶や各地でハーブを用いたお茶会を開催
baobab バオバブ
maika / Fiddle,Fidel,Vocal
松本未來 / Guitar, Citol, Runessanse Guitar, Vocal
古楽器から現代楽器、アイリッシュ、古楽、フォークを自由なアレンジとスタイルで表現し、日々をながれる空気や季節の移ろい、カントリーサイドでの生活の中で見つけた景色や感覚を “baobabの音楽”として発信している。
自主制作でつくられたアルバムはインディーシーンでロングセラーを記録。
毎年初夏には、カテリーナの森で、森全体を自らデザインし、自然環境と人、音楽やアートと暮らしの融合をテーマにした音楽祭 ”Sing Bird Concert”を主催。
多くの共感者を集め、地域からの表現発信の核となっている。
市川孝
「茶車とその後のかたちと茶の道具たち」展
お茶を改めて「土と水と葉と陽と火と」の出来事と捉える様になって、お茶に新鮮な魅力を感じ、茶器やお茶を愉しむ道具や場作りができる茶車まで作る様になりました。
昨年はその茶車を中心とした展示会をしました。
そして今年、「茶車とその後のかたちと茶の道具たち」の展示会をします。
気がつくと衣食住の多くも「土と水と葉と陽と火と」の出来事が多いと思えてきました。
中でも、火と水の役割は大きく、自然素材という言葉で片付けるには広すぎて、あたりまえのことで、見えにくく感じます。
そこで会期中に「火と水と植物と」のことをお茶とお菓子で愉しんでいただきたいと思っています。
市川孝
−
Center for COSMIC WONDERでは昨年の「茶車」展に続き、市川孝「茶車とその後のかたちと茶の道具たち」展を開催いたします。
市川氏は、野や森へ持ち出すための茶道具一式「茶車1号」を完成させたのち、現在も様々なお茶の場に合わせた茶に纏わる道具を制作し続けています。
その経緯は、トランクの様な形状の「茶rry」や背負えるタイプのカウンターである「茶ウンター」の登場、今年は川の上でお茶を振舞うことのできる「茶ベンチ」の発表により客人の五感と心を潤わせました。
市川氏が語られる「土と水と葉と陽と火と」を感じながらお茶を愉しむことは、そこへと向かう意識の広がり、宇宙への繋がりを茶や茶の空間の中に見いだす愉しみにあるかもしれません。
また、市川氏は茶を愛する仲間と茶の魅力を旅の先々で伝える「茶遊記」のプロジェクト活動をしています。
仙台、チェコ、貴州、景德鎮、四川、雲南、内蒙古、西安、武夷山の各地で独自の茶会を開催しています。
お茶の繋がりにより壮大な旅の中で繰り広げられる、美しく心震わせる茶会の記録は「茶遊記」として本年出版されています。
今回の展覧会では、新作の茶の道具たちの展示と販売を行います。
展覧会初日には市川氏と料理家 植草奈緒さん、サウンドアーティスト MAMIUMUさんによる茶会「火と水と植物と」を開催します。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
会期:
2018年10月27日(土)- 11月4日(日)
*作家在廊: 10月27日(土)、10月28日(日)
会場:
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
*休館日: 10月15日(月)、10月26日(金)
茶会「火と水と植物と」
10月27日(土)
午前11時半、午後2時半、午後4時、午後5時半
要予約、各会 6名様限定
4,500円
*受付は終了いたしました。
植草奈緒
野菜や乾物に調味料。日本で丁寧に作られるたべもので、季節を感じながら主に精進物の料理をしています。
折詰、出張料理、教室など。都内在住。屋号を名乗る時は「枇杷」
MAMIUMU
独自の発声法による聲。グラスハープ、ライアー、笛、太鼓、木・石・金属の鳴り物、等の楽器と道具を使った演奏。
それらが響きの時空間を現出し、ひとつとなり創造すること。